マリィ｢弟よ、黙ってちゃいけんよ｣ (ページ3)

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ちょっと前の話ページ3

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数時間前

マリィ｢というわけで、うちでライダーの歓迎パーティするけんビートも来てね｣

ビート｢エリートのぼくがどうしてわざわざ｣

ネズ｢人付き合いも仕事のうちですよ｣

ビート｢開会式にも来なかったあなたが言います！？｣

キ｢まあまあ開会式はジムリーダーのポケモンを一斉にダイマックスさせる演出があったしな？｣

ビート｢ああいうイベントでくらいダイマックス使ってもいいじゃないですか。減るもんでもなし｣

ネズ｢おれのポリシーが減る｣

ビート｢そうですかそうですかふーんところで質問よろしいでしょうか？｣

ネズ｢なんです｣

ビート｢キバナさんが3分の1になってる怪現象についてコメント頂けますでしょうか｣

キ｢スリムになったおれさま｣

ネズ｢あのね、キバナが大きいのはね、こうして分裂しても仕事効率を下げないためなんですよ｣

ビート｢意味がわかりませんが！？マリィはコレ見てなんとも思わないんですか！？｣

マリィ｢キバナさんは変幻自在やけん｣

ビート｢おかしいでしょ！！！！？？？？｣

ビート｢え？？？ぼくがおかしいんですか？？？？｣

ネズ｢キバナ、ライダーの様子はどうです｣

キ｢特にお変わりないようだぜ｣

ビート｢監視カメラかなにかですか！？｣

キ(だってグラジオ(あいつ)怪しい要素満載だもーん。ビートが監視役とはいえ、大人のおれらも見張ってねーと後から取り返しがつかんことになりそう)

ネズ｢ライダーはこの前ガラルに来たばかりの外国人ですよ。目を離したら迷子になってしまうかもしれません……心配です……｣

ビート(この見た目で過保護ぎみなんですよねえ)

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グラジオ｢……エンジンシティは人が多いと聞いていたが、ほんとうだな｣

グラジオ｢シュートシティとナックルシティはこれよりもっと多いのか……都会はすごいな｣

グラジオ｢ヨウのことだから、観光地で好き勝手に遊んでるんじゃと思ったが……こう人が多いと見つからんな｣

グラジオ｢……｣

グラジオ｢などと独り言を言いながら歩いていると、いつの間にか路地裏に入っていた……｣

グラジオ｢こんな所にはいないだろう。さっさと表通りに戻っ｣

ﾌﾞｫ●ｫﾝ

グラジオ｢なに！？｣

A｢イヤーン！！｣ﾄﾞﾃｰｯ

グラジオ(こいつ、空間の穴から出てきただと！？)