ヨウ｢へ？｣グラジオ｢またかお前｣ベル｢あれ、もしかして？｣ (ページ1)

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ヨウ｢さてさて、アローラの顔とも言える僕こと、チャンピオンにも長期休暇というものはあるのですよ皆さん？｣

ヨウ｢その休みを利用して、ヨウは今！｣

ヨウ｢イッシュの地に１歩を……踏み出したー！！！！｣ｻﾞｯ!

ヨウ｢これが大都会！素晴らしい！！｣

ヨウ｢さあそんな勇ましいヨウの後ろをついて出てきたのはもちろんこの方！｣

ヨウ｢グラジオ君だァーーーッ！！！！｣ﾊﾞﾊﾞｰﾝ

グラジオ｢やかましい｣ﾋﾞｼ

ヨウ｢あでッ｣

グラジオ｢なにボサッとしている、さっさと歩け。人混みに紛れたら見つけてやれんぞ｣ｽﾀｽﾀ

ヨウ｢まってー！！｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ヨウ｢あ、あ、これだめだ人が多すぎ……しかも心なしか都会の皆さん背が高い！｣ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ヨウ｢早速迷子か僕！？あわわわ｣

グラジオ｢……｣ﾊﾟｼｯ

グラジオ｢離すなよ｣ｽﾀｽﾀ

ヨウ(惚れてまうやろ！！！！！！！！！)

グラジオ(たしかメイとの待ち合わせはあのビルの前だな)ｽﾀｽﾀ

グラジオ｢……ヨウ、あの金髪の帽子かぶったヤツ見覚えあるか？｣ﾋﾟﾀｯ

ヨウ｢金髪？って、あれは……｣

？？｢うーん、こんなに待つならオヤツ買っとけばよかったかも｣

ヨウ｢ベルさーん！｣ﾌﾘﾌﾘ

ベル｢んん？今私を呼ぶ声がどこからか聞こえたような｣ﾍﾞﾙｻｰﾝ!

ベル｢あの男の子2人組？｣ｸﾙｯ

ヨウ｢やっぱりベルさんだったー！｣

ベル｢もしかして……ヨウ君？その隣の金髪君はグラジオ君かな？｣

グラジオ｢……はい｣

ベル｢ヨウ君すごい大声で私のこと読んでたけどもし人違いだったらすごく恥ずかしかったよ？｣

ヨウ｢やだなあベルさんみたいな美人を間違えるわけ無いじゃないですかー｣

グラジオ｢手当りしだいに口説くなセクハラ｣

ベル｢おやおや手繋いじゃって……すごく仲いいんだね！｣ｷﾗｷﾗ

グラジオ｢ッ！！｣ﾊﾟｯ

ヨウ｢あ｣

ベル(あらら、しまった余計な事言ったかもしれない)

ヨウ｢……｣( ´･ω･`)

ヨウ｢ところでベルさん、メイちゃんとここで会う約束だったんですけど……｣

ベル｢あ、そうだそうだ、その事で私伝言を頼まれてて～｣