対。1 ページ24
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パスを持ってそのまま会場を後にしそうになって慌てて戻る。
戻る前にコンビニに寄って、モンスターを何本か買って楽屋を覗くと、動画を撮っていたので引き返して、楽屋の横にある椅子に座って邪魔にならないように待った。
小柳「A？」
すまんすまん、と言いながら小柳さんが出てきてくれた。
『お疲れ様、小柳さん、青だよね？』
買ってきたモンスターの一本を手渡すと目を輝かせた。
小柳「うおー！わかってんじゃん！さすがやん！」
にち「なになに〜？あ、Aお疲れ様！モンスター？」
小柳さんと私の会話を聞きつけて楽屋からみんなでてきた。
みんな汗だくで、近くにいなくてもなんだか熱が伝わる。
最高のライブだったな、って。
千葉「Aちゃんおつかれ〜」
『お疲れ様〜、はい、これ』
千葉くんにモンスターと一緒にパスを返した。
千葉「ありがとう！！」
最後は…
ともや「…おつかれ」
『お疲れ様、はい』
この前の少しした会話くらいで、ちゃんと話したりしてない。
ともやとどんな顔で話したらいいの？
わからない…
冷えたモンスターをその手に手渡すと、後ろを向いてプルトップを開けて飲み出した。
その表情はわからない。
ねぇ、どんな気持ちでいるの？
私は、どんな気持ちで、いたらいいの？
ともや………
にち「…A！この後暇？」
ぼんやりとともやの背中を眺めていると、にっちに話しかけられた。
『ん、ああ…暇』
にち「よかった！スタッフさんと俺たちで打ち上げやるんだけど来られる？？」
小柳「いや、来いよ、千葉世話になったし」
千葉「ありがとうございましたぁ！」
気を使われているんじゃないか、っておもった。
でも、ここで変に断ってさらに気まずくなったりとかしたら嫌だし
せっかく誘ってくれたし
そもそも昔から、小柳さんの��来いよ��は絶対なのである。
懐かしいな、この感じ。
__________…
宴もたけなわ、とはこのこと。
実は今日のライブはツアーの中盤、折り返しだったらしく、そのことに気づいたのは打ち上げの終盤だったことは黙っておこうと思う。
運転のあるともや以外が飲むことに決めていたのに、結局、代行で帰ろうってなってみんなで飲んだのが悲劇の始まり。
千葉「まだ飲めるからーーー！」
にち「もう水にしとけって笑」
千葉「レモンサワー以外飲みもんじゃねぇ！！」
バンドマンってどうして弱いのに飲むんだろう。
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なぁ(プロフ) - 沙季さん» 沙季さんありがとうございます！ちょっとずつしか更新出来てないのですが、頑張ります！！ (2019年7月11日 16時) (
レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
沙季(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！頑張って下さい！ (2019年7月11日 2時) (レス) id: 7998ec173a (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - わたり。さん» わたり。さんありがとうございます！楽しみにしてくださってるなんて…！！頑張ります！コメント頂けて嬉しいです！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
わたり。(プロフ) - 突然のコメント失礼します(笑) この作品とても楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: a563c15956 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - なかむらさん» なかむらさんありがとうございます！長編の予感しかしませんが、すごく書きたい作品なので更新頑張ります！ (2019年7月5日 0時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぁ | 作成日時：2019年5月15日 2時
