余。3 ページ19
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ともやside
昨日のとこをま思い出す。
変わらない声。
千葉がギター壊れた時も、一生懸命だった。
ああいうところが好きなんだよなぁ…
そんで、あのギターは…
いつもどおり千葉の家の角を曲がると、逆方向から家主がトボトボと歩いていた。
ともや「なに、買い物？」
いつもの千葉だったら、ライブの次の日なんて集合時間ギリギリまで寝てるのに。
まって、昨日って、最後千葉どうしたっけ…
千葉「あー今帰ってきた、ちょうど」
ともや「あ、今？ふーん」
どこかにいたのか？とあまり気にもとめず、鍵を開けて家に上がった。
程なくして、にっちと小柳さんがきて、だらだらと準備と今日の動画の内容を話していると、
ソファーにトン、と座って千葉がギターケースからギター取り出した。
ともや「あ、千葉のギター修理、、えぇ〜〜！！！」
小柳「うるさ！！」
にち「なに、ともやんどうしたの？笑 あ、」
にっちは俺が叫んでしまうような理由にすぐ気づいた。
ともや「そ、のギター」
千葉「そう、あのね〜俺のギター、修理に2週間かかるらしくて、昨日のギターそのままAちゃんに借りてきた」
ともや「A、」
にち「ちゃん…」
小柳「え、お前それ大丈夫なん？音作りとか」
弾き方も多少なりとも違くなってしまうだろう。
千葉「大丈夫！毎日弾いて慣れる！」
小柳「うまくなんじゃんwww」
へぇ、そう、Aに、ギターを借りたの
へぇ、その、ギター、を
Aのギターの話で盛り上がるみんなを尻目に俺は廊下に出た。
洗面所で鏡を見る。
ともや「ひっでぇ…笑」
眉間にシワが寄ってる。
そんなに、かよ。
にち「大丈夫？」
いつのまにか後ろににっちが立ってて、心配そうな顔で俺を鏡ごしに見ていた。
ともや「ん、なんとも、」
にち「なくはないね。だって、あのギター」
ともや「うん、そう」
にち「うん」
何にも言ってないのに、にっちはそれ以上なにも聞いてこなかった。
気づかれてんのかな。今の俺の気持ちとか。
一つ深呼吸をしてみんなのいる部屋に何事もなかったかのように戻った。
いや、なんかあったのは俺だけか。
小柳さんの隣でペラペラと弾きながら千葉が持っているそのギターは
俺がAにあげた、元は俺のギター。
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なぁ(プロフ) - 沙季さん» 沙季さんありがとうございます！ちょっとずつしか更新出来てないのですが、頑張ります！！ (2019年7月11日 16時) (
レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
沙季(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！頑張って下さい！ (2019年7月11日 2時) (レス) id: 7998ec173a (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - わたり。さん» わたり。さんありがとうございます！楽しみにしてくださってるなんて…！！頑張ります！コメント頂けて嬉しいです！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
わたり。(プロフ) - 突然のコメント失礼します(笑) この作品とても楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: a563c15956 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - なかむらさん» なかむらさんありがとうございます！長編の予感しかしませんが、すごく書きたい作品なので更新頑張ります！ (2019年7月5日 0時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぁ | 作成日時：2019年5月15日 2時
