気。1 ページ42
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小柳side
シャンシャンシャンシャン
編集に飽きた千葉は、Aが持ってきてくれたギターをひたすらに弾く。
編集やってくれ。頼む。
かく言う俺も、編集はとっくに終わってるにっちとマリカしてんだけど。
編集終わってない。やばい。
シャンシャンシャンシャ、
千葉「やっぱやった方がいいかな…」
にち「え？なに？？なんて？新しい女？」
千葉「ちがう！ちがくて！」
何か思いつめた表情で弾いてると思ったら、急に何を言いだすんだこいつ。
千葉「ちがくてー、Aちゃんに、なんかした方がいいかなーって」
小柳「ともやんがやってくれてんちゃう？」
千葉「それはそれで、これはこれじゃん」
小柳「？？」
まったく何言ってるかわからない千葉よりも
俺のキノピオが最下位の方が気になる。
無事にゴールしたにっちのクッパ。
しゃっ！と言った後に、遅れてあ〜と千葉に返事をするにっち。
もうどうでもいい、千葉の話。
にち「あれだ、千葉、Aと話したいんだ！」
ペチン。
妙な音がした千葉の方に目を向けると、
ギターのピックが床に落ちていた。
驚いた目をして、下を向いている。
図星、か。
小柳「なに、好きなの？」
Aのこと
そう聞くと
うーーーんと長く唸る。
千葉「わか、らん」
と、思う
にち「なんだそりゃ」
小柳「恋したことないんかお前は」
千葉「あるよ！あるけど、…分からん」
は？？？
わかんない、とかある？？
好きか嫌いか、じゃん
にち「まぁ、あるよね、そういうこと」
あるんだ〜
小柳「飯でも行きゃいいじゃん」
にち「ラインあるんでしょ？」
千葉「でも、ともやん…」
小柳・にち ((あ〜))
小柳「ともやんのものだから、とか思ってんの？」
きもいなぁ。恋じゃん。
千葉「なん、てか、悪い、というか」
にち「ともやとは今別れてるから大丈夫っしょ」
千葉「あーーうん、そうだな」
そうして、また千葉はギター弾き始めた。
これ、絶対なんもしんやつやん。
あーーだる。
小柳「千葉、スマホ」
千葉「なんで？？こわい」
小柳「いーから！」
すごい形相で手を出すと、千葉は渋々スマホを俺に手渡した。
素早くロックを解いて(千葉の暗証番号把握済みなのは言わずもがな)、ラインを開く。
パパパと文字を打ち込んで、千葉に返すと、さっきまで編集していたパソコンの前に戻った。
千葉「……こやさん！！」
小柳「ハハハハ」
千葉ご飯食べに行きませんか?
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なぁ(プロフ) - 沙季さん» 沙季さんありがとうございます！ちょっとずつしか更新出来てないのですが、頑張ります！！ (2019年7月11日 16時) (
レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
沙季(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！頑張って下さい！ (2019年7月11日 2時) (レス) id: 7998ec173a (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - わたり。さん» わたり。さんありがとうございます！楽しみにしてくださってるなんて…！！頑張ります！コメント頂けて嬉しいです！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
わたり。(プロフ) - 突然のコメント失礼します(笑) この作品とても楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: a563c15956 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - なかむらさん» なかむらさんありがとうございます！長編の予感しかしませんが、すごく書きたい作品なので更新頑張ります！ (2019年7月5日 0時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぁ | 作成日時：2019年5月15日 2時
