検索窓
今日:18 hit、昨日:1 hit、合計:23,281 hit

イザナ×クリスマス ページ32

今日はクリスマス、一緒にお祝いをするはずだったイザナ様は急な用事が入り1週間前からウィラント城の方へ行き、こっちの城を空けている。


なるべく早く終わらせると言っていたけど、まだ帰っていないと言うことは中々終われないようだ。


イザナ様へのプレゼントは用意したけど渡すのは先になりそう。


イザナ様は毎年クリスマス前に一緒に買い物に行き欲しいのを買いなさいと言って私が選んだものをクリスマスプレゼントとしてくれる。


だからイザナ様が選んだプレゼントをもらったことが一度もない。


欲しいのを買ってもらえるのは嬉しいけど、やはり心のどこかでイザナ様が選んだものをもらいたい、なんて思ってしまう。


21時を過ぎ、あと3時間でクリスマスが終わる。


イザナ様もいないし、特にする事もないから今日は早めに寝る事にした。



コンコンコン



もう少しで眠れそう…という意識の中ドアをノックする音で現実に引き戻される。



イ「私だ、もう寝たか?」

『いっ、イザナ様?今開けます!!』


夢でも見ているのだろうか。


ベッドから飛び起きドアを開けるとそこには紛れもなくイザナ様が立っていた。



イ「珍しく早く寝るとこだったんだな」

『特にすることがなかったもので…あ!廊下は寒いので中にお入りください!』

イ「…じゃあ少し失礼するよ」



イザナ様を部屋に案内し2人で椅子に座ると、少し冷たいイザナ様の手が私の頬を包む。



イ「俺がいない間変わった事は?」

『特にないです。イザナ様手が冷たいですけど今帰城したばかりですか?』

イ「あぁ、Aの顔を見ようとそのまま来た」



ふっと笑ったイザナ様の顔を見て無事に帰城して安心したが何よりそのまま私の所に来てくれた事が嬉しかった。

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
設定タグ:赤髪の白雪姫 , オビ , ゼン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ソラ | 作成日時:2020年4月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。