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『ううん!そんな風に想ってくれてて嬉しかったから、ありがとう』
オ「じゃあミツヒデさん!最後にA嬢にキスしてください!」
皆の前で好きなとこ言われただけでも恥ずかしいのに、キスはさすがに恥ずかしすぎるよ…!
ミ「…皆悪い。ゲームでもキスはダメだ」
ゼ「まぁ構わないが理由は?」
ミ「決まってるだろ。Aのキス顔を見せたくないからだ」
『〜〜〜!!』
白「ミツヒデさん…!」
木「ほんとバカ正直」
オ「旦那〜、まーたA嬢顔真っ赤ですよ」
ゼ「ははっ、ミツヒデらしいな」
ミツヒデは私の手を引きながら「じゃあ悪いが俺達はここで抜けるからあとは4人で楽しんでくれ」と言いながら私を連れ部屋を出た。
ミ「悪いな、A。皆の前で恥ずかしかったよな」
『ちょっと恥ずかしかったけど大丈夫だよ。ミツヒデの気持ちも聞けて嬉しかったし』
ミ「…そうか。あ、Aのプレゼント部屋にあるから取ってきていいか?」
『うん!じゃあ私も部屋から取ってこようかな』
ミ「じゃあ俺がAの部屋に後で行くよ」
『わかった。じゃあ部屋で待ってるね』
部屋に戻り少しするとプレゼントを持ったミツヒデが部屋に来たので中に招き入れる。
ミ「はい、クリスマスプレゼントだ」
『ありがとう。はいミツヒデ、メリークリスマス』
先程6人でプレゼント交換はしたが今度は2人だけでプレゼント交換をしお互い中身を見て驚いた。
今回はあらかじめお互い何が欲しいか言っておいたから中身は知っていたが、私がミツヒデにあげたのは剣の手入れをする道具とポプリで、私がミツヒデにもらったのはハンドクリームの詰め合わせとポプリだった。
ミ「まさか2人ともおまけでポプリ入れるとはな」
『私も驚いたよ。しかも香りも同じのなんだもん』
ミ「ははっ、そうだな。ありがとう、大事に使わせてもらうな」
『私も大事に使うね』
ミ「…来年のクリスマスも皆でやる事になるかな」
『どうかな?それはそれで楽しいけどね!あとでミツヒデと今みたいに2人になれるならどっちでもいいかな』
ミ「…!そうだな」
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作者名:ソラ | 作成日時:2020年4月16日 23時