検索窓
今日:15 hit、昨日:1 hit、合計:23,278 hit

ゼン×クリスマス ページ25

ゼン×クリスマス


今日は待ちに待ったクリスマス!…でもお城では夜会が行われているためゼンと2人でゆっくり過ごす事は出来ないでいた。


夜会が行われてる一方、私と白雪は薬室で残りの仕事をしていた。



白「そういえばAはゼンへのプレゼントもう渡したの?」

『ううん、ミツヒデさんに時間あるか聞いたけど朝から夜まで時間取れなさそうって言われてさ。今日は無理だから明日になるかも』

白「そうなんだ。せっかく用意したのに残念だね」

『ゼンも忙しいし仕方ないよね』



せめて少しでも会いたかったけどなぁと思っていると「失礼します」と言いながら薬室に衛兵が訪ねてきた。


その衛兵の顔を見て私と白雪は驚いた。



ゼ「よう!A、白雪お疲れ」

白「え?どうしたのその格好?」

『今、夜会中でしょ?大丈夫なの?』

ゼ「変装しないと俺ってバレるからな。あんま時間は取れないんだ。白雪、少しA借りてくぞ」

白「わかった。Aいってらっしゃい!」

『白雪ありがとう!ちょっと行ってきます!』



ゼンが私の手を引き話をするためにある部屋に向かっているとその近くで衛兵が待機していた。



ゼ「あと少しだったのにな、見つかるのも面倒だし他の部屋に行くか」

『じゃあ私の部屋に来る?ここからなら近いし、他の部屋探すよりはいいんじゃないかな?』

ゼ「…Aの部屋か!?
(そんなあっさり部屋に誘うのはよくないと思うが今はそんな事言ってる場合じゃないか)
…時間がないし仕方ないな。悪いがそうさせてもらうな」

『うん!じゃあ行こうか』



衛兵の格好をしたゼンを部屋に招き入れ2人で向かい合わせになり椅子に座るとゼンが服に隠していたものを取り出した。


ゼ「ミツヒデに無理言って時間作らせたからあんま時間がなくてな。本当はゆっくり2人で過ごしたかったんだがすまん。どうしても今日Aに会ってこれを渡したかったんだ」

『クリスマスプレゼント?ありがとう!開けてもいい?』

ゼ「あぁ」



ゼンから渡されたプレゼントを開けると中には懐中時計が入っていた。



『嘘…』

ゼ「どうしたんだ?気に入らなかったか?」

『ふっ、あはは。ううん、違うの。私とゼンってやっぱり気が合うんだなって。ちょっと待ってね。
___はい、これ。私からのクリスマスプレゼント。開けてみて?』

ゼ「あぁ、ありがとう。
___!!なるほどな。たしかに俺たちは気が合うみたいだな」

.→←ヒサメ×薬



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
設定タグ:赤髪の白雪姫 , オビ , ゼン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ソラ | 作成日時:2020年4月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。