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53 オビside ページ4

あ〜結構遅くなっちゃったな〜、A嬢待ってるよな。早く行かないと。


そんな事を考えながら主達と執務室から出て部屋に戻る途中、向こうの方で話し声が聞こえた。


夜で辺りも静かな事もあり声が響いて聞こえる。


この時間は兵士ならともかく、主達に用がない人ならまず通らないだろう通路。


ミ「何を言ってるかまでは聞き取れないが、なんか話し声が聞こえるな。」


木「女の人の声もするね。白雪?」


ゼ「いや、会う約束はしてないから違うと思う
が…。」


オ「誰か逢引でもしてるんじゃないですか?」


俺は笑いながらそう言ったら主に呆れられた。


ゼ「またおまえはそう言う事を…。」


角を曲がると男女の姿が見えた。


ん?あれって…。


木「白雪じゃなくてAだったね。」


ミ「あぁ、兵士と何話してるんだろうな?ん?なんでAは腕を掴まれてるんだ?」


ゼ「…オビ顔が怖いぞ。」


そう、なぜか兵士はA嬢の腕を掴んでいた。


2人とも 話に夢中なのか、まだ俺達に気付いていないようだった。


皆でそのまま2人の方に向かって歩いていると、兵士がA嬢を無理矢理連れて行く姿が見え、さすがに我慢出来なかったため主達を置いてA嬢のとこにかけよると、A嬢が叫んだ。


『っだから!いい加減にっ!』



オ「___おい。その人はお前みたいな奴が触れていい人じゃないんだよね。だからさ、その手離してくれるかい?」


A嬢の腕を掴んでいる兵士の腕を掴みながらそう言った。

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設定タグ:赤髪の白雪姫 , オビ   
作品ジャンル:アニメ
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ソラ(プロフ) - キサラギさん» ありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです!更新少し時間が空いてしまって申し訳ないですがお待ちいただければと思います! (2020年5月29日 12時) (レス) id: 125440dea5 (このIDを非表示/違反報告)
キサラギ(プロフ) - 最近赤髪の白雪姫を漫画全巻買って、アニメも見てオビに一目惚れしました。赤髪の白雪姫の小説は中々なくてしょんぼりしていたのですが、こんなに素晴らしい作品に出会えてとても嬉しいです!大好きです!!続きも楽しみにしています!! (2020年5月28日 15時) (レス) id: 74efbda0bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラ | 作成日時:2020年4月6日 22時

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