78 オビside ページ29
執務室に行くと主しかいなかった。
オ「主、俺もうあんなA嬢、嫌なんですけど。」
ゼ「…こっちもあんなミツヒデは嫌だな。」
オ「そういえば昨日の夜お嬢さん、気になって眠れないとかで薬について調べてましたよ。」
ゼ「…！そうか…。」
オ「…もう、意地張るのやめたらいいんじゃないんですか？」
ゼ「…ちょっと白雪のとこに行ってくる。」
オ「わかりました。」
主が出て行ってしばらくすると木々嬢が入ってきた。
木「ゼンが白雪に薬作ってもらって薬室長の許可がおりたから2人とも薬飲んで今寝てるって。あと今日は上がっていいって。」
オ「…！そうですか。主、意地張るのやめたんですね。」
木「ミツヒデとAに会わせる顔がないからだって。」
オ「ははっ、それもそうですね。」
木「オビは今回の事でAの事少しでも嫌になった？」
オ「愚問ですね、木々嬢。俺はどんなA嬢だろうと好きですよ。」
木「剣士になっても？」
オ「怪我は嫌だけど稽古する分にはまぁ構いませんよ。主がお嬢さんを守りたいのと同じで、A嬢は俺が守りたいんで剣士にはならないでほしいという願望ですかね。」
木「Aの料理食べれなくなるしね。」
オ「木々嬢はA嬢の料理好きですもんね。あっ！いくら木々嬢でもA嬢は俺のなんで渡しませんよ。」
木「…。お疲れ。」
オ「ははっ、木々嬢。そんな目で見ないでくださいよ。お疲れ様です。」
冗談で言ったつもりだが、木々嬢はジト目で俺を見た後、執務室から出て行った。
はぁ〜俺も部屋に戻るかな。
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ソラ(プロフ) - キサラギさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！更新少し時間が空いてしまって申し訳ないですがお待ちいただければと思います！ (2020年5月29日 12時) (
レス) id: 125440dea5 (このIDを非表示/違反報告)
キサラギ(プロフ) - 最近赤髪の白雪姫を漫画全巻買って、アニメも見てオビに一目惚れしました。赤髪の白雪姫の小説は中々なくてしょんぼりしていたのですが、こんなに素晴らしい作品に出会えてとても嬉しいです！大好きです！！続きも楽しみにしています！！ (2020年5月28日 15時) (レス) id: 74efbda0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年4月6日 22時
