72 オビside ページ23
オ「主、ミツヒデさん中々戻ってきませんね？」
ゼ「たしかにそうだな。白雪に用件伝えに行って帰るだけだしな。なにしてるんだ、あいつは。」
オ「どっかで道草くってるんじゃないんですかね？」
ゼ「おまえと一緒にするな。」
ガチャっ
木「ゼン。あっ、オビも。ちょうどよかった。ミツヒデがAと剣の稽古してて衛兵達が盛り上がってるよ。」
ゼ「なっ？Aがか？」
オ「しかもなんで旦那と稽古してるんですか？」
旦那が戻って来ないと思ったらA嬢と稽古って…A嬢何考えてるんだ？
ゼ「木々、オビ。様子見に行くぞ。」
主と木々嬢と稽古場に来ると衛兵達が集まって旦那とA嬢の稽古を見ていた。
兵1「いいな〜俺もミツヒデ殿に稽古してほしいな〜。」
兵2「あの人コックのA殿だよな？なんで剣の稽古なんてやってるんだろうな？」
兵3「ミツヒデ殿に強くなりたいから稽古してくれって言ってたって聞いたぞ。」
兵4「木々殿みたいに剣術得意な女性も素敵だよな〜。」
旦那とA嬢の稽古に夢中で主が来ているのに気付いていない衛兵達。
ゼ「ホントにあいつら稽古してるな。」
兵達「「ゼン殿下…！ 」」
急に主の声が後ろからして驚く衛兵達。
ゼ「で、どの位やってるんだ？」
兵「はっ。先程始めたばかりですので15分位です。」
ゼ「そうか、下がっていいぞ。」
兵「はっ。失礼致します。」
主に言われ俺達の側から離れて行った衛兵から視線を主に向ける。
オ「にしても主、A嬢剣術使えるんですか？」
木刀とはいえ武器を持つA嬢なんて想像つかない。…まぁコックだから刃物は扱ってるけど。
ゼ「Aが城を出る前まで、たまにだか興味本位で剣の稽古はやってたぞ。本人は得意じゃないと言ってるが、その辺のゴロツキよりは剣があれば強いと思うぞ。」
オ「へ〜意外ですね。でもなんでまた急にやり始めたんですかね？それに旦那とやるなら木々嬢とやってもいいでしょうに。」
木「ミツヒデが暇だったからじゃないの。」
ゼ「まぁ本人達に聞く方が早い。さっそく聞きに…「ゼン！」」
A嬢達のとこへ行こうとするとお嬢さんが慌てたように走って来た。
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ソラ(プロフ) - キサラギさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！更新少し時間が空いてしまって申し訳ないですがお待ちいただければと思います！ (2020年5月29日 12時) (
レス) id: 125440dea5 (このIDを非表示/違反報告)
キサラギ(プロフ) - 最近赤髪の白雪姫を漫画全巻買って、アニメも見てオビに一目惚れしました。赤髪の白雪姫の小説は中々なくてしょんぼりしていたのですが、こんなに素晴らしい作品に出会えてとても嬉しいです！大好きです！！続きも楽しみにしています！！ (2020年5月28日 15時) (レス) id: 74efbda0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年4月6日 22時
