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36 オビside ページ36

今晩、お嬢さんとA嬢が密会…ではないけどわざわざ薬室にまで来て会う約束をするなんて、なんの話をするのかね〜。

訓練所で兵士達と稽古をしながら、頭の中ではそんな事を考えていた。

ミ「おーい、オビ。少しは手加減してやってくれ。」

主のとこで一緒に仕事をしていたはずのミツヒデさんと木々嬢が来た。

オ「あれ、お2人ともお揃いで。どうしたんですか?」

木「兵士に呼ばれたの。オビが暴れてるから止めに来てくれって。」

オ「別に俺暴れてないですよ、木々嬢。」

ミ「気付いてないだけだろ。ほら見てみろ。兵士達が何人も困った顔してるだろ。」

そう言われて周りを見てみると何人もの兵が壁にもたれて疲れた顔をしている。

ミ「オビらしくないな。身体動かしてないと何か
ダメな理由でもあるのか?」

オ「ははっ、べつにそんなこ…「Aの事でしょ。」」

そんな事ないと言おうとしたが木々嬢に遮られた。

A嬢の事、と言った木々嬢をおもわず見ると、

木「最近2人とも前より話してないでしょ。だから気にしてるんじゃないの?」

お嬢さんといい、木々嬢といい、女性はよく見てるもんだね〜。

オ「まぁ、そうですね。」

隠しても仕方ないから素直に答える。

木「オビ、Aに素直に言ったら?」

木々嬢は俺がA嬢の事をどう思ってるいるのかわかっている、そんな目で俺を見てきた。

ミ「オビ、俺達にとっても妹みたいな存在だ。だから…大事にしてやってくれ。」

あーあ、ミツヒデさんまでそんな事…

オ「はっ、…木々嬢とミツヒデさんにまでそう言われたら…もう、俺の負けですね。」

俺はもう降参です、とでも言うように両手をあげた。

オ「認めますよ。___







___俺はA嬢の事が好きです。」

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設定タグ:赤髪の白雪姫 , オビ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ソラ | 作成日時:2020年3月30日 16時

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