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城内の庭園からゼンの名を呼ぶ声が聞こえる。
ミ「ゼーン!ゼーン!どこだー?」
木「ミツヒデ、まだゼン見つからないの?」
先程からゼンを探していたミツヒデに声をかける木々。
ミ「あぁ、イザナ様がお呼びだから急いで見つけないといけないんだがなぁ〜…。」
ミツヒデは困った顔をしながら辺りを見渡す。
木「白雪のところは?オビが見に行った?」
オ「呼びましたか?木々嬢?」
木々の後ろから白雪を連れたオビが現れた。
ミ「あれ?白雪も一緒か?」
白「はい、先程オビがゼンを探しに私の所に来て一緒に探していました。」
オ「主、お嬢さんのとこにもいないし、どこに行ったんでしょうね?」
ゼンを探している4人が話していると城内から4人を見つけてゼンが来た。
ゼ「皆揃ってどうしたんだ?」
オ「いやいや、主。皆主を探してたんですよ。」
白「ゼンどこに行ってたの?」
ゼ「木の上で休んでた。俺を探してたって?何かあったのか?」
木「ゼン、イザナ様からお呼びがかかってるよ。」
ゼ「兄上が?わかった。じゃぁ行くぞミツヒデ、木々。」
オ「主、俺は行かなくても大丈夫ですか?」
ゼ「あぁ、とりあえずオビは白雪のとこで手伝いをしたながら待機しててくれ。」
オ「わかりました。じゃ、行こうか!お嬢さん。」
白「うん。じゃぁ皆さん、失礼します。」
白雪とオビと別れてゼン達はイザナが待つ部屋へと向かった。
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作者名:ソラ | 作成日時:2020年3月30日 16時