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夜、ミツ兄に呼ばれて皆が集まる部屋に一緒に向うと既にゼンとオビさんがいた。
ゼ「おっ、来たな。今木々が白雪を呼びに行ってるところだ。」
『そっか。ねぇゼン、白雪って子はゼンの好きな人なの?』
私の発言に3人は驚いていた。オビさんはなぜかケラケラ笑っているし、当の本人は顔を真っ赤にして、あわあわとしていた。そしてなぜかゼンはミツ兄に怒った。
ゼ「ミツヒデ!Aに言ったのか!俺からちゃんと紹介したかったのに!」
ミ「いやっ!待てゼン!俺は何も言ってないから!なっ?A?」
『うん。私がそう思ったから聞いてみただけだよ。紹介したいって事はなんとなくそういう事かなぁって。だからミツ兄に怒らないでよ。』
私がそういうとゼンは「そうか。」と言い、恥ずかしがりながら答えた。
ゼ「実はこの間想いを告げた。そしたら手を取ってくれたんだ。」
『そっか!よかったね、ゼン。私も自分の事のように嬉しいよ。』
ゼ「あぁ、ありがとう。」
ゼンと白雪が恋仲と知ってまもなく木々姉と白雪が入ってきた。
木「白雪連れて来たよ。」
ゼ「あぁ、悪いな。さっそくだが、白雪。こっちにいるのがAだ。俺と兄上と小さい頃から一緒に過ごして育った俺にとっては姉のような存在だ。」
白「初めましてAさん。白雪と申します。よろしくお願いします。」
『初めまして、白雪さん。こちらこそ、よろしくお願いします。』
私は白雪さんと握手をした。
ミ「じゃぁ皆揃った事だし夕飯にしようか。」
ミツ兄の一言で皆夕飯が用意されている席に座って夕飯と言う名の宴会が始まった。
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作者名:ソラ | 作成日時:2020年3月30日 16時