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授業 ページ4

「A〜〜暇だよぅ」

『うっせ。黙って授業受けて…』

「つまんないからやだ」

『もう……』


私と祐希はクラスが一緒だ。



そして、席も隣…。


はぁ、くじ運最悪。


でもなんだかんだ楽しいから、いいけど。


『そんなんだと大学受かんないよ?』


「スポーツ推薦で受かります〜〜。へへ、いーでしょ」


『羨ましくないです』




「ええ〜〜〜っ」


祐希はぶさっとした顔をする。

『…じゃあ、同じ大学選ぼうかな』

「えっ」




きーんこーんかーんこーん。


タイミング良く、授業の終わりを知らせるチャイムが鳴った。




モブ「きりーつ、礼。ありがとうございました」



「ありがとうございましたー…」

『ありがとうございました』


「Aっ…」

『じゃあね、祐希。次は移動だよー』

「…」

私は祐希に背を向けて、自分のロッカーへと歩き出した。


窓際の一番後ろだから、遠いんだよね…。
ちょっとだけだけど。


歩きながら、ふと思った。


同じ大学に行ったら、何か進展するのかな?と。


いやいやいや、しないから。まず、進展って何!?


自分の考えに自分でツッコミを入れた。


頭の中でだけど。


色々考えてはツッこんで消え、ツッこんで消え…


結構続いた…。

結構→←ディグ



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作者名:も も  | 作成日時:2020年8月2日 18時

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