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虹空492 ページ31
[山姥切国広side]
「よく分かったな…小夜」
俺達もまた刀を抜き主を護る様に囲んで殺気を放っている。
小狐丸に至っては主を抱えていて五虎退の虎は牙を出しているがな。
「今の行動、雅じゃないな。三十七人目になる事がお望みかい?それなら首を差し出してもらおうか」
「歌仙さん、その前に馬糞を投げましょう!プライドの高い奴のプライドを折るくらいに!」
「ぼ、僕、主様の大切な人を狙う人は嫌いです…」
「それは全員だから安心しろ、五虎退」
「主様のお心を傷付けようとするとは…余程命が惜しくないと見た」
主の大切な人…カエデに攻撃した事を怒ってる、そんなふうに話してるが怒ってる理由は別にある。
もし、カエデが怪我したら主は自分の命を削ってでも治そうとするからな。そんなのは俺達がさせない
…まあ、主とカエデが死ぬ前に俺達で神気を流し込んで神格化しようって話を初期刀組でしてるのは秘密だ。
「おーおー、之定がかなり怒ってやがる。まあ、俺達も負けねえくらい怒ってるがな」
「はっはっは、小狐丸が怒るのは久しぶりに見たな」
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