逆行した2人と刀剣達は異世界に召喚された２ (ページ25)

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虹空424 ページ25

［山姥切国広side］

「主、服を集め終えたが…と、寝ているのか」

「うん…さっき眠ったんだ…」

俺はその言葉に一言だけ、そうかと呟きハジメを見た。じっくり見る機会がなかったからな…。

「な、何だ…？」

「ハジメ、背が伸びたか？それに日本人特有や黒髪も良かったが白髪もいいな、陽の光に当たるとキラキラしてそうだ。
それに体格の方もがっしりしてる。筋肉もいい感じについているが肌が荒れているぞ？栄養バランスを考えてしっかり体調管理をするんだ。主のご飯を食べれば改善するからな。
それと無くした腕はどうするんだ？何処かに鉱石があったと思うがここまで運んでくるぞ。起きたばかりだからな」

「…山姥切さん、しなくて大丈夫だと思うよ…」

「む、そうか？」

小夜の言葉に俺は首を傾げた。
それと同時に主が「ハジメさん、カエデさん、兎をいじめるのは控えて下さい！」と言いながら起きた。
……兎、とはどう言う意味だ？