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大空234 ページ44
宗三左文字side
鶴丸が掘ったのであろう落とし穴に狭間さんと山姥切が落ちた。
「山姥切！！」
「狭間さん！！」
僕と殺せんせーは2人を呼ぶ
「無事よ…山姥切が庇ってくれたわ」
「宗三、ロープを持って来てくれ」
その時、お小夜がロープを持って来て落とし穴の下に落とすと登ってきた山姥切と姫抱きされた狭間さんがいた。
「あ、ありがとう…山姥切」
「それは、こちらが謝る。身内のせいだからな」
「山姥切、手入れ部屋に行ったらどうですか？」
「流石にバレたか…」
バレないと思っていたのですか…。
「狭間さんを庇った時に怪我しましたよね？左腕を…」
僕は、そういうと手入れ部屋に向かった。
軽傷なので10分程でしょう。
「庭には、落とし穴だからけなので怪我をしたくなかった僕達に着いてきてくださいね？あなた達が落ちて僕は死ぬのが嫌なので…」
「なんで？」
「僕達は刀の付喪神、刀が折れれば僕達は死んで本霊に戻ります。」
「あぁ、そしてまた此処にいた記憶ない俺達が生まれる。」
「厚、いつの間に居たんですか？」
「ついさっきだぜ！！俺も案内するぜ！！」
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