逆行した2人と刀剣は現世へと向かうようです３ (ページ41)

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虹空233 ページ41

［山姥切国広side］

俺は鶴丸と光忠に織田の事を聞こうと思ったが薬研が粟田口派出るかもしれないと判断し補足を言った。

「…補足をさせてもらうが、鶴丸と燭台切は織田信長が所有した事がある。燭台切に関しては号をもらってなかった時だからな…当時、長船の一振と呼ばれていると聞いた」

「おっと、それを言われるとはな…」

「…ちゃんと説明しないからだ」

「大倶利伽羅、それはお前もだ。きちんと発言をしろ…さて、江雪いけるか？」

「はい…主に治してもらいましたので出来ます。
…私の名前は江雪左文字…二人の兄です。
昔、私を持っていたのは北条氏政様ですね…。豊臣家に小田原城が攻められるまでの間ですが…山姥切長義と写しとして作られた山姥切国広に会った事があります。彼が幼き頃は可愛らしかったですよ」

「やめろっ！！！」

俺は極になる前からやっていた布まんじゅうになって顔を隠す。
なんだこのなんとも言えない恥ずかしさはっ！！