虹空231 ページ37
［ヨミside］
「宗三、小夜、心配だと思いますが後で顔を見せに行ってあげてくださいね」
「ええ、ありがとうございます。奥方」
「それで、ヨミさんだっけ？あの人随分偉そうだけど誰？」
「簡単に言えばある部隊のボスの兄…ですかね」
「あ、兄！？彼に兄が居るなんて話聞いた事がありません！」
その一言に私は、やっぱり彼らはパラレルワールドの子達だなぁ…と思いました。
「うーん、なんて言ったら良いのでしょうか…」
「主、そのまま言えばいいと思うぞ」
「そうですね、山姥切。早く授業を始めたいと思いますし…。
彼の名前はカエデ、ボンゴレファミリー9代目直属独立暗殺部隊ヴァリアーのボス XANXUSの兄です。あ、烏間先生、殺せんせー。彼は先生をやろうなんて考えてませんので勧誘はダメですよ。
さて、次に注意事項を言いますのでしっかり聞いてくださいね？多いので頑張って覚えてください」
「ちょ、ちょっと待って！なんでそんな人がここにいるの！？」
「ヨミさんは一般人だよね！？」
「質問は受け付けてませんよ。
…後、私は一般人ではありません。ミルフィオーレファミリーに所属してました。No.2ですよ、今は妹のユニにその座を渡しましたが」
話がズレたので私は注意事項を言いました。
一、食事は全員揃ってする事
二、刀剣男士の部屋に勝手に入らない事
三、ヨミとカエデの許可の無い部屋に入らない事
四、就寝時間は午後10時。それ以降の外出は禁止
五、ゲートに触れない事
以上を述べ、付け足しがある場合もあると伝え私は宗三と小夜に注意事項の内容と江雪の様子を見る様に頼みました。
今は山姥切が長義と準備してるのを見てますよ。色々質問されますがはぐらかしながら答えています。
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