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虹空213 ページ1
［厚藤四郎side］
「速水さんはそのまま待機！！今撃たなかったのは賢明です、千葉君！！君はまだ敵に位置を知られていない！
先生が敵を見ながら指揮をするので…ここぞという時まで待つんです！！」
「どこからしゃべって…」
敵は烏間先生が座席に置いた殺せんせーに気付いた。何度も撃ってるから殺せんせーにニヤニヤした顔で見られてるんだろうなぁ…
「テメー何かぶりつきで見てやがんだ」
「ヌルフフフ、無駄ですねぇ。これこそ無敵形態の本領発揮。
熟練の銃手に中学生が挑むんです。この位の視覚ハンデはいいでしょう」
「…チッ、その状態でどう指揮を執るつもりだ」
「では、木村君。5列左へダッシュ！！」
木村がそう言われ座席に隠れながら走る。
成程！確かに名前を呼べば誰か分かるし混乱が起きないな。
それに途中で名前から番号やあだ名を言えば…敵は混乱する事になるな！
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