逆行した2人は怪盗キッドから指輪を守りますPart2 (ページ43)

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大空060 ページ43

Noside

キッドが去った後、灰原が直ぐにコナンに訊ねた。

「キッドが言ってたの、どういう意味だったか分かる」

「さぁな、だがキッドも何か目的があって指輪を狙っているのは確かだろうな」

いくらツナ達とカエデ達が命を狙われている事を知ってもキッドが出る幕も無く、時期ボスならそのマフィアに守られてるのは一目瞭然である。
あの指輪には何かあると、コナンは確信した。
そしてキッドが立ち去る前に聞いてきた言葉も気になる。

『橙色の人間と聞かれて思い浮かぶ人っているか？』

その時、コナンは分からないと答えるとキッドは何も気にせずに去って行った。

「(いったいどういう意味だ？)」

キッドが言った真意は分からない。
だが橙色の人間と聞いた時、一瞬だけツナとカエデとヨミとミカの顔が思い浮かんでいた自分も分からなかった。