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虹空055 ページ32
[Noside]
悪態付いてる間にも無情にも魚は綱吉の方に泳いで来た。
「(なんで俺!?)」
水槽には綱吉以外も人は居るが、魚は迷わず綱吉に向かって泳いでいた。
綱吉は逃げようとするが、水によって服が重く上手く動けなかった。
「(だ、ダメだ噛まれる!)」
綱吉は諦め目をつむり身構える。
獄寺は庇うように綱吉の前に出る。
山本はさらに獄寺の前に出た。
「山本さん!」
「山本!」
綱吉達を守るように身を盾にする山本に、様子を見ていたディーノとコナンは叫んぶ。
「このままだと山本が!」
「チッ!
ムベンガが山本に襲う寸前、スクアーロが左手に巻きつけた剣で水槽を斬った。
「(水槽のガラスを簡単に!?)」
まるで豆腐を切るかのように簡単にガラスを斬ったスクアーロに驚くコナン。
スクアーロが斬った事で水が勢いよく会場に流れ、水と一緒に勢いよく綱吉達は出てきた。
「皆さん!大丈夫ですか!?」
「大丈夫か!?」
「ツナお兄さん大丈夫!?」
咳き込む綱吉達にディーノ達は駆け寄る。
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