大空050 ページ23
Noside
トンファーを食らって倒れるキッドにトドメをさそうとトンファーを振りかざす雲雀に骸が攻撃する。
「いい加減にしなさい。キッドは僕の獲物です。其処を退きなさい」
「君もしつこいよ」
「お前らいい加減にしろ!」
また、戦いを始める2人にディーノが止めに入る。
だが、ディーノ1人で止めれる訳なく、むしろ状況は悪化した。
会場はもう収集つかない状態になり、ツナはどうすればいいのか分からず頭を抱える。
「どうしよう! あのままだとキッドが雲雀さん達に殺されるか逃げられるよ!」
「仕方ねぇ、俺が雲雀達を止めるからキッドは頼むのな」
「山本!?」
山本はキッドをツナと獄寺に任せ、ディーノに加勢し雲雀達を止めに行った。
ディーノ1人より山本と2人ならもしかしたら戦いを止めれるかもしれないと、ツナは少し安心をする。
「獄寺くん、俺達もキッドを捕らえに……!?」
ツナは視界に入った光景に瞳を大きく開ける。
「ご、獄寺くん!?」
「獄寺さん!?」
其処には仰向けで潰れたガマガエルのように倒れる獄寺がいた。
「え!? 何で!?」
獄寺がこうなる理由は一つしかないが、その理由が何故今そうなっているのかが分からなかった。
コナンは理由を知らないため、獄寺がこうなった経緯を考えてしまいキッドから視界が外れる。
その一方キッドは、雲雀達が戦いに集中してる間に逃るべく了平に近づく。
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ