検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:7,364 hit

大空049 ページ21

Noside




倒れる小五郎と中森警部の元にコナンと蘭が駆け寄ろうとするが、それを許さない人物がいた。


「何、君達も僕の邪魔をするの? なら咬み殺すまでだよ」


雲雀は近づくコナンに向けてトンファーを振り下ろす。


「(ヤベッ! 避けきれねぇ!)」


「コナン君!伏せて!」


はぁぁ!と、コナンに向けて振り落とされるトンファーを蘭は強い蹴りを入れる。
蹴りの衝撃に耐えれず、雲雀の手からトンファーが弾き飛んでいった。


「……」


雲雀は少し驚いた表情で蹴り飛ばされたトンファーを見つめた。
骸も珍しいモノを見るような顔で雲雀達の様子を見ていた。


「次は本気であてに行きます」


蘭はいつでも闘えるよう構えながら忠告する。
が、雲雀は楽しそうに笑みを浮かべ懐から折り畳み式のトンファーを出す。


「ワォ! 強いんだね。 キッドを咬み殺した後、次は君を咬み殺してあげる」


「え?」


思いもよらない言葉に蘭とコナンは呆気な顔をする。
そんな2人に対し雲雀を知る者は冷や汗をかく。


雲雀は弱い小動物には興味を持たないが、強い者には興味を示す。
興味を持たれた者は最後、咬み殺されるまで終わらない。


「蘭さん逃げて下さい! 」


「え? 沢田くん?」


雲雀の恐怖を知るツナは蘭の身を案じ、即座に逃げるよう指示をする。


「その人は戦闘狂で強い人に目がないんです! いくら蘭さんが空手の優勝者でもかないません!」


雲雀に気に入られたら害はあっても一利無しのため、ツナは全力で蘭に逃げるよう訴える。

虹空050→←虹空049



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:REBORN , 合作 , NARUTO
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小町&五月雨 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年9月25日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。