逆行した2人は怪盗キッドから指輪を守りますPart1 (ページ49)

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大空038 ページ49

Noside

「それはそうと、先程は申し訳ない。娘が中々ドレスで時間を掛けてしまい挨拶の時に間に合いませんで」

ベルニーニ社長はカエデが会場に来た時に娘が居なかったことに非礼を詫びる。

「私は気にしておりませんので、どうぞ気に病まないで下さい(敬語とかめんどくせぇ…)」

「いいえ、お呼ばれして頂いたのですからそれ相応の礼儀も必要です。こちらが娘のソフィアです」

ベルニーニ社長の後ろに控えていたソフィアは、名前を呼ばれると少し前に出て会釈をする。

「お初のお目にございます。ソフィア・ベルニーニと言います」

「初めまして、ボンゴレカンパニー9代目の息子、カエデといいます」

カエデに笑顔を向けられたソフィアは頬を赤く染める。

「もし良ければ私の娘のソフィアはいかがでしょうか？親バカかもしれませんが、娘は優秀で成績もよく礼儀作法以外の教養もしっかりしています。それに妻に似て将来美人なのは確実ですぞ！」

ベルニーニ社長の発言にカエデは内心で『めんどくせぇ、やっぱりそうかよ』とため息を吐き、少年探偵団は驚愕する。