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大空037 ページ47
Noside
「コナン君、哀ちゃん！ 二人で何話してるの？」
コナン達の所に表れたのは少年探偵団の子供達だった。
中々テーブルから戻って来ない二人を迎えに来たのである。
「ねぇ、コナン君も哀ちゃんも一緒にハルさん達と話そうよ」
歩美は今も蘭と園子で楽しそうに話すハルと京子がいる方に指を差しながら二人を誘う。
「お話がとても面白いのよ」
「なんかあのツナ兄ちゃんの知り合いの話がとても面白いぞ」
「はい、どうも個性的な方との知り合いが多いたいでとても聞き応えがある話ばかりです」
ハルたちの話が余程面白かったのか少年探偵団達は興奮ぎみだった。
「ねぇ、行こうよ！」
「わかったから、落ち着けお前ら」
やれやれとした感じでコナンは話に参加しに行こうとした時、男性の大きな声で足が止まる。
「カエデ様！ こんな所においででしたか！ いやぁ、随分と探しましたぞ！」
ディーノ達の所に肥えた体を持つ男性と、まだ幼さを残す可愛らしい少女がいた。
男性を視界に写したカエデは一瞬、眉間に皺を寄せたが笑顔で対応する。
「誰ですか？スクアーロさん」
「あぁ、カエデは9代目の息子ってことになってるだろう？それでこんなことが最近多いんだよ…」
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