逆行した2人は怪盗キッドから指輪を守りますPart1 (ページ45)

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大空036 ページ45

Noside

「ええっと、コレも勘で骸が来たと思ったからとしか言えないんだけど」

「へぇ、ツナお兄さんの勘って本当に凄いんだね」

「ま、まぁね」

コナンはそれ以上追求せずに納得の表情を見せる。

「教えてくれてありがとうツナお兄さん。僕お腹空いたから食べ物を取ってくるね」

「うん、じゃあ後でね」

「うん」

そう言ってコナンはツナ達の側を離れていった。
コナンが料理が置かれたテーブルに駆け寄る姿を見つめながらカエデは睨んでいた。

「あの坊主がどうしたか？カエデ？」

1人の子供をずっと見続けるカエデにスクアーロが尋ねた。

「あのガキが俺達が何者なのか考えてる筈だ」

「確かに、コナン君には用心した方がいいですね…カエデさん、スクアーロさん。子供なのに、私達の言動を良く見ています」

少しのボロも見逃さず、的確に推測するコナンにスクアーロやヨミやミカも直感でマズイと感じている。

「そもそもあの2人は子供らしさがありません。洞察力が優れすぎなのも気になります…普通の子供ではありえません。徹底的に距離を取った方がいいと思います。お父様、お母様、スクアーロさん」

確かに子供らしくない言動や洞察力のすごさに舌を捲くので否定は出来ないが…。