大空032 ページ37
Noside
「ちょっとツナ、それはどういう意味よ」
流石のビアンキも、ツナの発言に眉間に皺を寄せる。
「えっ、それはその…」
獄寺がビアンキの料理にトラウマを持ち、顔を見ただけで倒れるから。とは言えず、しどろもどろになる。
そんなツナにディーノが説明をした。
「ツナはビアンキが看病したら獄寺が照れ続けて支障が出ると、言いたかったんだ。な、ツナ?」
「う、うん! そう!」
ツナはディーノの会話に合わせて同意する。
それを聞いて納得した表情を見せるビアンキにディーノ達は安心する。
「そんな訳で、獄寺の看病は俺達が…」
「いいえ、私が看病するわ!」
「何で!?」
頑なに自分が看病すると言うビアンキ。
そんなビアンキに理由を聞くと。
獄寺のペナルティにはビアンキに照れを無くすもの入っているらしい。
「言っておくけど私の看病の邪魔した者はリボーン直々にペナルティを受けるわよ」
ビアンキがそう言い残すと、獄寺を医務室に運んで行く。
ツナ達はその光景をただ見る事しか出来なかった。
リボーンの出したペナルティによりと言うか自分可愛さに、獄寺を助けたくても助けれなかった。
「おい、もう少しでパーティが始まるぞ」
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