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大空031 ページ35
Noside
ツナの叫び声と共に鮫の口が爆発した。
「！！？」
鮫に何が起きたのか一瞬、分から無かったが獄寺の手に持つ物を見て少年探偵団以外の者は理解した。
獄寺の手の中には小さなダイナマイトのミニボムが握りられていた。
「ふぅ、ミニボムを防水加工にしておいて正解だったな」
海の上での生活のため獄寺は、海水などで濡れても大丈夫なように改良していたのだった。
そのお陰で海に落ちてもミニボムは湿らず使えている。
「見ていて下さい沢田さん、必ずや鮫を倒して貴方の元に戻ります！」
獄寺は懐にある大量のミニボムを取り出し鮫に投げていった。
「そろそろ、あっちも始まったか。」
「何故か分からないがレビィがベルとカス鮫のペナルティを受けることになった。」
「そ、そのペナルティは？」
「今日から1週間、ヴァリアー全員の言うことを聞くことだ。」
「そ、それなら優しいですね。」
「しし、そんな訳ねぇよ。姫」
「因みにベルは、レビィをナイフの実験台にしている。XANXUSはレビィに向かってワインやら椅子を投げている。」
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