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大空030 ページ33

Noside




「大丈夫よ、リボーンが鮫を10匹倒したら許してくれるって言っていたわ」


「10匹も!?」


鮫1匹でも危険なのにそれを10匹も倒せというリボーンの理不尽なペナルティにツナたちは真っ青にする。
しかし、ビアンキは頬を赤く染めて言った。


「もうリボーンったら私の弟だからって10匹で許してくれるなんて、こんなに甘いペナルティでいいのかしら」


「甘くないよ! 全然甘くないから!!」


ツナは首と両手を左右に大きく振りながら、ビアンキの言葉を否定する。


「ディーノお兄さん! 早くロープを! こうしている間にも獄寺お兄さんが危ないよ!」


獄寺の周りには既に30匹以上の鮫が集まっていた。
奇跡的にまだ鮫達が獄寺を襲ってきていないが、いつ襲われても可笑しくない状況だった。


ディーノも早く助けたいが目の前にいるビアンキによって阻まれて、助けたくても助けれない状況だった。


「お母様、獄寺さんは大丈夫でしょうか?」

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作者名:小町&五月雨 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年9月23日 18時

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