逆行した2人は怪盗キッドから指輪を守りますPart1 (ページ3)

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大空015 ページ3

Noside

「ダメだ、ボンゴレリング、ヴァリアーリングをキッド以外も狙ってやがる。」

「沢田さんの勘だけじゃダメだと思うので…」

「皇帝と女王が言うなら…」

パーティ会場

「見つけましたよ、カエデさん、S・スクアーロさん！」

突然、年配の男性がカエデとスクアーロに声をかけてきた。
男性の後ろには、数人の女性や子供に1人の老人が付いてきている。
その様子に先に来ていたツナは表会社の取引先相手の家族や知人だろうかと思った。

「中森警部、船の居心地はいかがでしょうか？」

「ええ、とても最高ですよ」

敬語で言ったスクアーロが＂警部＂の言葉にツナたちは一瞬表情を硬くする。
話掛けてきた男性が警部という事は後ろに居る中にあと4人の警察と探偵がいる事になる。

でも警察と一緒に子供がこんなにいるのだろうか？
話で推察力の凄い子供が居るのは聞いていたが、多すぎではないだろうか。