検索窓
今日:4 hit、昨日:15 hit、合計:3,829 hit

大空350 ページ7

NOside




荒くれ者の集団である妖精の尻尾はいつでもどこでも乱闘が起こる。
現にナツとエルフマンの戦いが始まったと同時に回りは歓声をあげ、どんどん人が参加していく。


ゴンッ


「ミラさーん!!」


「きゃああああ!!」


それを微笑ましそうに見ていたミラの頭部にビンが直撃。
そろそろヤバイかもと思い始めていたところで、強烈な渇が入った。


「仕事しろ」


「「「「「……」」」」」


あまりの威圧感に大騒ぎだったナツたちも押し黙る。
それを見てぽかーんとしていたとは反対に、レビィの頭の中ではある結論に至っていた。


「やっぱりこれしかないよね。7代目ギルドマスター、エルザ・スカーレット」


その判断には皆賛成しないわけがない。
この荒くれ集団を手懐けられるのは彼女くらいのものだ。


「ちょ・・・ちょっと待て・・・私がマスターだと?それは・・・」


「お前しか適任者はいねーだろ」


突然の任命にあわてふためいていたエルザさんにそう声をかける1人の男性。


「お前は・・・」


「えーと・・・あれ?」
「どこかで見たような・・・」


「誰でしょうか?」


「いや・・・うちのメンバーだ・・・だが名前が思い出せない?」


謎の男の登場に皆困惑している。
彼はそんなことなど気にするそぶりも見せずに話を続ける。


「この時を待っていた。みんなが再び集うこの時を。6代目マスターマカロフを助けられるのはお前たちしかいない」


そういった彼は以前評議院にいたドランバルトだった。

虹空351→←虹空350



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小町&五月雨 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年6月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。