虹空350 ページ6
[Noside]
テキパキとジュースを配るリサーナにナツが受け取りながら声をかける。
「なんかこなれてるな」
「うん!1年間、ミラ姉とウェイトレスやってたからね」
「エルフマンも一緒に!?」
「エルフ兄ちゃんは漢の修業だ〜!!ってどこかに行ってたよ」
「ほう、後で手合わせしてみるか」
その言葉にエルフマンは今すぐでもいいと発言。ナツはその発言を聞き……ナツとエルフマンの手合わせが始まった。
一方、レビィは一人書類の整理をしている。そこへウェンディがやってきた。
「レビィさん、何してるんですか?」
「うーん、ちょっと書類の整理をね。
ギルド復活って言っても実は言葉だけじゃどうにもならないの。評議院に認可されなきゃ闇ギルドと同じだからね」
「ま……その点に関して言えば俺達が一年かけて根回ししておいたからな」
「気が利くじゃない」
「だから表向きにも
「ありがとうございます、レビィさん」
「後は…この欄を埋めるだけなんだけど…」
「迷うわね」
「迷う?」
「7代目ギルドマスターを誰にするか」
その言葉にマカオ、ワカバ、ロメオ、カナが口を出す。
「別に俺は……どうしてもっていうなら……」
「父ちゃんは辞めてくれ!!」
「ギルダーツでいいじゃねえか」
「あんなどこをほっつき歩いてるかわかんねー奴をマスターにできるかっ!!」
シャルルは7代目は6代目ギルドマスターであるマカロフが帰ってくるまでの暫定だから誰でもいいと言った。その言葉にリリーも賛成した
しかし、今回のギルドは違う。6代目がいないなか…誰がナツ達をまとめられるのか…という話だ。
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