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虹空195 ページ46
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私は胸元のおしゃぶりが輝いている事に気付きました。
「！これは……カエデさん！」
「……アルコバレーノが近くにいるのか？」
「おしゃぶりが光ってる…？」
「近くにアルコバレーノがいる証拠です。この輝きからして……マーモン叔父様がいるのかも知れません！」
「マーモン…」
「叔父様…？」
「カエデさん、探しに行ってきてもいいですか？」
「おい、後にしておけ。今はラクサスの奴が戦っているんだぞ」
「そ、そうですけど…」
恐らく幻覚なのでラクサスさんは無事ですが…ラクサスさんがアレクセイさんに手も足も出さないなんて…可笑しいです！
でも、マーモン叔父様に会いたいですし…うーん……。
あ！ひとつ良い手が思い付きました！確かテレパシー系の魔法が存在すると聞いたので試してみましょう！
私は胸の前で祈るように手を組み試しにマーモン叔父様を呼び掛けてみました。
『マーモン叔父様…どちらにいるのですか？いたら私達の前に姿をどうか見せて下さい』
…これで、伝わっていればいいのですが……出来なかったらバトルが終わるまで待たないといけませんね…
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