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虹空176 ページ12
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予選を1位で突破した事を喜び、私達はドムスフラウ…？でしたっけ、大魔闘演武の会場で休むことになりました。
「1番最初だなんて思いませんでした」
「というかお前ら…魔導士じゃなくて預言者になれって言いたくなるな」
「……それは無理だな、俺のは勘だ」
「勘であそこまで行かねえよ！」
「私の場合、預言に近いのですが…あまり役に立ちませんよ。人の運命を見てその運命通りに動くか動かないか、なんです。
今回は皆さんがカエデさんと私を信じてくれたのでやれた事です」
「それよりヨミは元に戻らないの？」
「……その、ここの会場何だが嫌な感じがするんです。だから念のために魔力を抑えようと思い…」
「嫌な感じ？」
「はい、私にもよくわかりませんが着いた瞬間から私達とは別の…邪悪な魔力を感じ取りました」
「…大魔闘演武……何か裏がありそうだな」
話し合いの結果、とりあえず保留にしておくことになりました。何も無ければいいのですが…
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