大空175 ページ11
ＮＯside
「よっしゃあ！絶対にサラマンダー達より先にゴールするぞ！」
「ふふ…楽しみね。」
「ゴールは西の方ですね。」
「だが迷宮っつーくらいだ。色々仕掛けがあるだろ。」
「ここは私に任せてくだきゃい…こういうのは大得意です(舌をかんじゃいました)…」
カエデの肩で自信満々のヨミに従いスカイラビリンスへ突入して行くBチームの面々。
入ってすぐにあった分かれ道にカエデは躊躇わずに通路を選ぶ。
ガジルが思わず
「おい！ゴールはあっちだぞ！」
「大丈夫です、カエデさんと私を信じて下さい」
「いいのかよ！？」
「俺は身を持って知ってるからな。」
「くそっ、どうなっても知らねーぞ！」
そのままカエデが選んだ通路を走る５人。
その後もカエデとヨミが選ぶ道を進んで行くと、ヨミが叫ぶ。
「通路の左端に寄って走って下さい」
いう通りにすると迷宮が回転し、左の壁が床になる。
どうやら方角も変わったようだ。
「２分後に上から敵が来る…」
ラクサスが雷で一蹴する。
「預言者かコイツらは…」
「頼もしいでしょ？」
「凄すぎますね…」
「何にしてもこのまま行くぞ！」
その後もヨミが指示を出して数々のトラップを避けながら迷宮を走りながら進んで行く。
これまでまったく止まっていない。
走りながらヨミは…
「空飛べる人、準備を!!飛べない人、挙手を!!」
ミラがサタンソウルで変身し、ラクサスが雷を纏う。
ガジルとジュビアが挙手をする。
「ミラさん、ジュビアさんをお願いします、ガジルさんはカエデさんお願いします。」
「あぁ」
「はぁ？」
隣にいた戸惑うガジルを手を持って銃に炎を飛ばして飛ぶ。
ミラもジュビアを連れて飛ぶ。
ラクサスも続く。
「あそこに飛び込んで下さい」
壁の上の方にある通路に飛び込むカエデ達。
そのまま着地せずにそのまま通路を飛ぶ。
すると…
「ゴールだ！」
ゴール手前に大会公式マスコットキャラのマトー君がいた。
その手前で着地してガジルを離すが床とこんにちはした。
他の三人も着地して魔法を解除する。
マトー君は早すぎる到着と１位はセイバートゥースだと思っていたので黙ったままだ。
ヨミが声をかける。
「どうしました？」
「はっ！すみません！予選１位通過です。おめでとうございます。」
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