大空025 ページ6
ミカside
「でも驚いたわ
あのイトナって子、まさか触手を出すなんてね」
「イリーナさん、今は…「ねぇ殺せんせー、説明してよ」…皆さん」
「あの２人との関係を」
「先生の正体いつも適当にはぐらかされてたけど…」
「あんなの見たら聞かずにいられないぜ」
「…」
「そうだよ私達生徒だよ？
先生の事よく知る権利あるはずでしょ」
いま、言わせるには辛すぎるます。
「…仕方ない、真実を話さなくてはなりませんねぇ…
実は先生…」
「…っ」
…
「実は先生…人工的に造り出された生物なんです！！」
全「…」
「だよね。で？」
「にゅやッ 反応薄っ！！
これ結構衝撃告白じゃないですか！？」
「…つってもなぁ。自然界にマッハ20のタコとかいないだろ」
「宇宙人でもないのならそん位しか考えられない」
察しはいいですけど
「知りたいのはその先だよ、殺せんせー。
どうしてさっき怒ったの？イトナ君の触手を見て」
「…」
「潮田さん…」
それを聞くのはやめてください
「殺せんせーはどういう理由で生まれてきて…」
「言ったら駄目…」
「何を思ってＥ組に来たの？」
「やめて……」
この制止の声も届くことはなかった。
同情かもしれない
だけど殺せんせーの記憶の断片を見てしまい何を思ってここにいるのか…それを分かってしまうと今はそっとしておいてあげた方がいいと思ってた。
「残念ですが今それを話したところで無意味です。
先生が地球を爆破すれば皆さんが何を知ろうが全て塵になりますからねぇ」
全「…！！」
「逆にもし君達が地球を救えば…君達は後でいくらでも真実を知る機会を得る。
もう分かるでしょう。
知りたいなら行動は一つ」
何でその選択肢しかなかったの？
他にも方法はあるはずなのに…
「殺してみなさい。暗殺者と暗殺対象…それが先生と君達を結びつけた絆のはずです」
「…っ」
ガララッ
もう見ているのが…聞いてるのが辛くなり教室から出てお父様とお母様の元へ走っていった。
「…(ミカさん…)…先生の中の大事な答えを探すなら…君達は暗殺で聞くしかないのです」
ミカside終
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
