大空024 ページ4
ミカside
そして放課後
「暗殺…開始！！」
ザンッ
全「！！」
「…やっぱり…」
お互いの命を懸けた死合いが始まる。
殺せんせーの足が切れる音と共に皆が釘付けになったものは
「触手！？」
イトナさんの髪…触手だった。
これで雨に濡れなかったのも説明が付き全て触手で弾けば水一つ付くはずがないのです。
「……こだ」
殺せんせーは殺気を抑えきれず顔を真っ黒にさせた
「どこでそれを手に入れたッ！！
その触手を！！」
「君に言う義理はないね殺せんせー。だがこれで納得したろう
両親も違う育ちも違う、だが…この子と君は兄弟だ、しかし怖い顔をするねぇ
何か…嫌なことでも思い出したかい？」
ザザッ
「うﾞ…っ」
ノイズ音が頭に響き
頭の中に何かが流れ込んでくる…
…焦げ臭い
煙が充満していて気分が悪い
ドスッ
ドサッ
「！」
地面には人が倒れてる。
黒髪ショートヘアーの女性を見ると髪が触手の男に支えられていた。
あれは…殺せんせー？
暴走して皆さんを殺ったの…それに
「まだ人間の体を保ってます？」
＜あなたの時間をくれるなら…あの子達を教えてあげて＞
この女性は誰？
あの子達ってもしかして…
＜…なんて素敵な触手…！！
この手なら…きっとあなたは…素敵な教師に…＞
「うそ…」
殺せんせーがここの教師になったのは…この人のお願いで？
「大切な人の願い…」
これは紛れもない殺せんせーの記憶の断片。
全ては分からないけど…ここまで見えたら教師になった理由は大体掴めた。
「あの傷じゃ助かってない」
？「_____っ」
「助けられなかったから…」
？「_____、______！」
「ただ単純に月を破壊する訳じゃなかった…」
お母様とお父様に伝えないと
ミカside終
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