虹空222 ページ23
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Noside
フランは復讐者を見て気絶。六道骸が現幻限獣 喰骸鴉で再び攻撃したが効いていなかった
「復讐者にはきいてねえな」
「せめて骸とフランの幻術が合わされば何とかなりそうなものを！！」
「？フランの幻術が加わると何が起こるんだ？」
「まだ理論の段階ではあるのだが喰骸鴉ガガイアの攻撃力も守備力も倍加するはずだ！！」
「なるほどな…だがこれでは…」
山本、犬、獄寺、千種が敵の攻撃により倒れている。さらに沢田綱吉も押され始めていた
「手も足も出ない…勝ち目はない！！予想以上だ、圧倒的すぎる！！」
「そんなのイヤ！起きてよ フラン！もう！！」
リボーンが少し悔しそうな顔をしたその時
「私にその幻術を…手伝わせてください…」
公園の入り口の方から声が聞こえたのは…
その声に六道骸とリボーンが反応する。その声は……
「私も…戦う…」
息が上がってるクローム髑髏だった
「バカ女！！あんた重病なんでしょ！？」
「ク…クローム！？なんで！？」
「クロームはオレのバトラーウォッチを着けたオレの代理だ」
「なっ正気かリボーン！？」
「大丈夫なの？」
「フラついているぞ！」
「クローム、なぜ来た！？お前…内臓が消滅してるんじゃ…」
沢田綱吉の言葉を聞いていないのかクローム髑髏は歩みを止めず進めた
「ヴェルデ、クロームは霧の炎を操る術士だ。幻覚を本物にするフランの装置をつけてやってくれ」
「何だと！？あの娘に骸との合わせ技をやらせる気か！？いきなりでは無理だ！！第一あの体では！」
「頼む」
「ぬっ…ったく情けない事になってきた！！あの娘に頼るしかないとは！」
フランの装置をクローム髑髏に付けるため駆けるヴェルデはふと気付いた
「静かだぞ…？これはどういうことだ！？先程まで手の付けられぬ程暴れていたのに復讐者達の攻撃が止んでいる！！」
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