16.月明かり ページ16
ﾋﾁｮﾙ「あ、違う違う。水飲みにきただけ。開いてたから締め忘れてんのかと思って。」
そう言いながらﾋﾁｮﾙさんが隣に並ぶ。
ﾋﾁｮﾙ「で?」
こっちは見ずに、同じ方向をみたまま聞いてくる。
A「なんか寝付けなくて。」
ﾋﾁｮﾙ「ふーん。」
「……」
「……」
(き、気まずい)
何も言わずただ隣にいるﾋﾁｮﾙさん。気まずいのでそーっと､ﾋﾁｮﾙさんの方を見てみる。
月明かりに照らされて、きれいな顔が、よりきれいに感じる。
A「(ﾎﾞｿｯ)ｷﾚｰ…」
ﾋﾁｮﾙ「は??」
(うそｯｯ!?声でてた??)
ﾋﾁｮﾙさんがこっちを見る
ﾋﾁｮﾙ「ブハッｯ!!なんだお前、その顔ｯｯ!!」
A(???)
不機嫌そうにこっちを見たと思ったら、今度は腹を抱えて爆笑してる…
ﾋﾁｮﾙ「ｱﾊｯ…お前…ｱﾊﾊﾊｯ…ヤバイぞ、ｸｸｯ…その顔…アハハハハハッ…あーダメだｯｯギャハハハハハｯｯ」
A「(･д･;)??」
どうやら、慌てたｱﾀｼの顔がすご〜く面白いことになってたらしい。
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「あー疲れた。お前のせいだ。」
ﾋﾁｮﾙさんは気がすんだらしく、ベランダにドカッっと座った。
「…すみません」
(よくわからないけど、とりあえず謝っておこ)
立ったままでいるのはなんとなく失礼かなと思って、少し離れて隣にちょこんと座ってみる。
「……」
「……」
気まずい沈黙が再び続く。
(ﾋﾁｮﾙさんはまだ寝ないのかな?もしかして、ｱﾀｼが部屋をうろついてるのが嫌なのかも。ここはｱﾀｼが先に部屋に戻るべきだよね…。よしｯｯ)
A「あのｯ」
ﾋﾁｮﾙ「お前さ｡」
(…カブった(＞д＜))
ﾋﾁｮﾙ「なんだ。言えよ。」
A「あ、いぇ。ﾋﾁｮﾙさんお先にどうぞ。」
ﾋﾁｮﾙ「あー………」
A「…???」
何も言わないﾋﾁｮﾙさんに首を傾げる
ﾜｼｬﾜｼｬﾜｼｬ
突然頭をﾜｼｬﾜｼｬ撫でられる。
A「???」
ﾋﾁｮﾙ「俺は寝るぞっ。お前も寝ろ。」
そう言うとスクッと立ち、「女であんなアホ面する奴そういないぞ。」と捨てセリフを残し、そのまま部屋に戻っていった。
ラッキーカラー
あずきいろ
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虎子(プロフ) - >ｲﾝｿﾝさん ありがとうございます(^人^) 細々ながら更新がんばりますｯｯ (2010年7月29日 2時) (携帯から) (
レス) id: 73f50c3d42 (このIDを非表示/違反報告)
虎子(プロフ) - >ひなこ☆ｻﾝ ありがとうございます(*^^*)頑張っちゃいます!! (2010年7月26日 21時) (携帯から) (レス) id: 73f50c3d42 (このIDを非表示/違反報告)
虎子(プロフ) - >ﾕﾘﾑさん ありがとうございます。期待を裏切ったらごめんなさい↓ (2010年7月26日 13時) (携帯から) (レス) id: 73f50c3d42 (このIDを非表示/違反報告)
虎子(プロフ) - >ようこさん☆ありがとうございます(^^) 部屋割り頑張ります(笑) (2010年7月24日 18時) (携帯から) (レス) id: 73f50c3d42 (このIDを非表示/違反報告)
ようこ - 誰と同じ部屋になるのか気になる〜。がんばって下さい＾＾ (2010年7月24日 11時) (レス) id: 3722a7cc97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虎子 | 作成日時：2010年7月16日 22時
