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今日の外の天気は晴れ。
チュンチュンと雀のさえずりがきこえる。
和やかな日やなぁ。
目線を窓から室内に向けると、腕に繋がれた点滴が嫌でも目に入ってきて。
多分、心を落ち着かせるためのものなんかな。
「�霤弔気鵝�今日の調子はどうですか？」
“大丈夫です。”
ボールペンでノートに文字を書き込んで行く。これが毎日のルーティーン。
恐らく俺が暴れへんように、様子を見てるんやろう。
あれ以来特に大きく暴れることはなくなった。
むしろ穏やかすぎて怖いほどに。
自分の感情を思いのままに動かせない。薬のせいか、なんなのか。
まるで俺から感情というもの自体がなくなってしまったかのようやった。
それでも夜、時々思い出したかのように涙が溢れる日が週に２、３日は訪れて。
その時だけは己の感情がふつふつと浮かび上がってくるんや。
“歌いたい”そんな、心の叫びが。
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作者名：#ねこやんま | 作成日時：2021年9月29日 18時
