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〜♪ 〜♪ 〜♪
頭の中にあるメロディを一音一音はめながら、ギターの音色へと変えていく。
この作業をしている時間が一番好きや。
自分の想像していた音をギターの音色は的確に表現してくれるから。
目を閉じて流れてくる音に耳を傾ける。
そうすることで自ずと歌詞が浮かんでくるんや。
街の灯りが照らす 僕らのシルエット
長く伸びるふたつの影
何気ない事が 幸せだと
君がふと つぶやいたんだ
もしも君が涙し、辛い時は
僕が君の為に笑おう
今は声にせず その手を握るよ
そばにいて
〜♪ 〜♪ 〜♪
流「…良い曲やな。」
�陝屬┐叩�
振り向くと、グランドピアノから起き上がり目を閉じている金髪くんが。
伏せられていた瞼が開き、こちらを見つめた瞬間。
一瞬右の口角が上がり、その後ふんにゃりとした笑顔に変わる。
片えくぼを見せて笑うその姿は、金髪からは想像がつかないほどにかわいらしかった。
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作者名：#ねこやんま | 作成日時：2021年9月29日 18時
