お隣さんの柳田くん。

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公開練習も終わりそれぞれ体育館を出る

気持ちはモヤついてたがマサが出てくるのを

裏口でひっそり待っていた

『 明日のオフどうするの？ 』

『 ん〜、予定あるんだ 』

突然耳に入る聞き慣れた声…と女の子の声

あー、終わってもあの子と二人でいるんだ


『 あ、鍵返してくるの忘れたから事務室行くわ 』

『 うん。じゃあ私 帰るね！また２日後〜！ 』


こっちに向かって足音が迫る いつもと違う足音


『 わっ 』『 ひゃっ！ 』


私が隠れようと思った矢先 廊下から出て来た子と

バッタリはち合わせしてしまった



『 ごっごめんなさい… 』

？『 いえ、こちらこそごめんなさい …て、もしかして東レの… 』

『 あ…っと…その〜… 』

？『 マサの幼馴染さん！ 』

『 …あ、はぁ… 』

友里『 はじめまして。私、マサと同期の笠松友里 ( ｶｻﾏﾂ ﾕﾘ )です。サンバーズのマネジャーをしてます。』

『 あ、どうも…宮田です。 』

友里『 ふふっ 知ってますよ。マサの幼馴染で、彼女で、今日来ることも…。 』



突然さっきまで浮かべていた笑みを消す友里とかいう女

少し恐怖を感じてしまい後退りをする




友里『 単刀直入に言います 』




突然ツカツカと私との距離を詰めてきては

ガシッと私の首に下がるネックレスを力いっぱい掴む



『 痛っ… 』



友里『 マサと別れて 』





ブツンッとあっけなく二人を繋いでくれてた

お守りは切れてチャリンっと地面に落ちてしまった






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