お隣さんの柳田くん。

１４さい ページ17

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コンコンｯ…




久しぶりのオフの日

日々の練習と勉学に追われてた私は昼近くまで
泥のように寝てしまっていた…



コンコンｯ



ドアのノック音じゃない、窓が叩かれてるような音

鳥？エサをくれとおねだりに来たの？( メルヘンか )




『『 おーーーーい。 A〜〜〜〜〜。 』』




何回も私を呼ぶ聞きなれた声 少し低くなった？

この声…鳥じゃない…マサ…？ん？マサ？？？？



パチッ( 覚醒 )




目を覚ました私は部屋にある窓の方を向く




『 うわっ！マサ！！！ 』




窓の外には久々に見るマサの顔



将洋『 あけて〜〜 』

『 あああ、はいはいはいはい。』



まるで不法侵入かのような入り方だが 家と家、
私達の部屋と部屋の間は非常に狭く窓からも
出入り可能なのである




将洋『 今日オフ？てかまだ寝てたの？ 』

『 疲れてたのよー！貴重な睡眠を〜… 』


少し大人びた彼の顔つきや伸びた身長

久しぶりだと色々な発見がある



将洋『 いや、俺もオフでさ。窓開けたらお前爆睡してたから…寝顔面白くて見に来ちゃった。 』

『 なっ…レディーの部屋を勝手に除くな！ 』

将洋『 カーテン開けっぱが悪い 』

『 む〜〜〜………… 』( 昨日閉め忘れた〜…)

将洋『 ははっ てか今日ヒマなら一緒に買い物行こうよ。新しいサポーター欲しくてさ。』

『 やたっ♡マサきゅんとおデートですね!! 』

将洋『 やめろ気持ち悪い… 』

『 さーせん。じゃ、準備するから家戻ってて。』


私がクローゼットのほうを向いて服を選んでるけど
マサは一向に家に戻ろうとしない



『 ちょ…まさか着替えまで見る気？！ 』

将洋『 なわけ！…髪の毛やるなら…俺がやったげても…いいけど… 』


『 //////////// 』


必殺上目遣いで言われたら断れん…負けた。

マサに髪の毛をハーフアップにしてもらって着替えて家を出た



将洋『 しばらく見ないうちに、なんか変わったね。 』

『 え？変わった？どこが？！ 』

将洋『 ………え、や、その。なんでもない 』//////



プイッとそっぽを向いた彼は何を思ってたんだろう
耳まで真っ赤したマサはこのとき初めて見た



将洋『 さ、行こ。 』





基本オフはダラダラして過ごしてたけど

こんな休日も悪くないな



『 マサきゅん♡クレープ食べたい♡ 』

将洋『 やめろ。吐き気する。 』







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