お隣さんの柳田くん。

１１さい ページ14

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将洋『 試合中はお団子にしたら？ 』

『 それなら邪魔にならないかな？どうだろ？ 』

将洋『 やってみよ。ゴムかして。 』




一年経って 師匠のおかげか着々とバレーの力がついてきた




将洋『 A…まだ少し先だけど、中学校どうするの？ 』



髪の毛を結いながらマサが聞いてきた

もちろん私の答えは出ていた



『 バレーができるとこ！もっとうまくなりたい！ 』

将洋『 だと思った。俺もなんだけどね。 』

『 これ以上上手くなるつもりですか師匠 』

将洋『 当たり前じゃん。…よしっ、できた！ 』




こいつ 美容師も行けるんじゃない？ってくらい
綺麗に髪をまとめてお団子にしてくれた




『 いいじゃん！ 次の試合これで出てみる！顔に髪の毛くっつくと邪魔なんだよね〜 』

将洋『 いっそ丸刈りにしたらいいじゃん 』ゲンコツをくらう

『 髪は女の命なんだから！レディーにそんなこと言わないの！ 』

将洋『 ってぇ〜…。まぁたしかに丸刈りされたら楽しみ無くなるもんな。 』




《《 〇〇小学校対〇〇小学校 はBコートに 》》





『 あ、あたしたちだ… 』

将洋『 頑張って。怪我しないで。 』


パンッ！！！！！！！


あたしとマサは試合前に必ずハイタッチをする

勝利をつかむためのおまじない

でも、それ以前にマサに髪の毛を結ってもらうと

もんのすごくやる気出るんだよ





『 とりゃっ！！！！！！！！ 』 スカッ！！！！！！






将洋『 あ〜あ…またサーブミスった… 』爆笑







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