教えてぇや【青】∞ (ページ8)

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安「…僕やっぱり言ってる事へんやんな？」

『うーん、まぁややこしい話…ではある』

患者さんとかに突拍子がないとか、

話がぶっ飛びすぎだとか、よく言われるらしい。

安「まぁ、みんな笑ってくれてるから別にいいやって思えるねんけどね」

優しい言葉に心がときめく。

このあとも勉強を続けて、明日の為に、と

章大さんは早めに帰った。

テストも終わって、バイトも休みの放課後。

久々に友達と図書室に籠ってお話中。

友「えっ、カテキョに告られた？！」

『うん、』

友「……へぇ、、、そのカテキョ見る目あるね。

で？付き合うん？」

『は？いやないでしょ？』

だって、よく考えてみてよ。

章大さんが先生である以上、付き合うなんて法を犯すよりも罪深い。

ありえない、ありえない。

でもなんでかな…

『すっごい意識しちゃうんよね…』

あーあ、なんでこんなにドキドキしてるんだか……

友「別にいいじゃん、付き合うくらい。

こっち側になんの害もないならありでしょ」

『まぁ、、、そうなのかも』

明日は水曜日、

章大さんが家に来る日。

テストの前日だったからなんも意識せずに勉強出来たけど、

なんでもない日に会ったら、意識しちゃって絶対に勉強なんてしてる場合じゃなくなる。

単純すぎる自分に嫌気がする。

『どうしたらいいんだろう』

「付き合っちゃいなよ」一択の友達に相談した私が馬鹿だったかもしれない。

友「まあ、またなんか進展したら教えてね。」

進展しちゃいけない気もするけど、

とか思いながら、彼氏と仲良く下校する彼女の背中に手を振った。

…