僕のｵﾖﾒさん (ページ8)

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①

『こん、にちは…』

楽屋に入ってきたAは知らない顔に囲まれて少し縮こまって見える。

丸「……」

安「あ、丸の彼女さんや～いらっしゃい！」

何も言わない僕より先に、章ちゃんがAに声をかける。

横「あ、こんにちは」

村「あ、ちょうど今撮影終わってん。ナイスタイミングやな」

僕より先にどんどんみんながAに声をかける。

『お邪魔します』

大「ん？あれ、Aやん」

何やら親しげな大倉とA。

あれ？なんで？

『へ？』

大「あ、ごめん、なんでもない」

ふいっと顔を逸らして今のをなかったことにしようとする大倉。

まぁ、関ジャニがそれを逃すわけないけど。

村「なんや、お前知り合いなんか？」

安「おくら！」

横「秘密は良くないよォ？」

大「ち、ちゃうって！まぁ、一方的な知り合いってだけで、

あれ、あの…Aは…関係ないねん！そう、関係ないねん……」

丸「……？でも大倉が名前呼び捨てするのってかなり仲良い人とかだけやろ？」

年齢もそんなに近ないのに……

遠くもないけど…

『あ、さとこさんとこの長男さん？』

大「！覚えててくれたん？」

安「なんや、知り合いやん」

村「どういう関係なん？」

さっきまでモヤモヤしてたのに、

気になることがもうひとつ増えた。

なんなんこれ、今日はもやもやの日か！！

…