第47話 ページ47
「て、事があったんだ〜！すっごい大変だった！」
『へぇ、よく頑張ったよね！凄いよ！』
清光達とA達は互いに用事を済ませ集合場所の離れに集まった。
彼らがたくさんの資材とともに信濃も泣きながら帰ってきていて肝が冷えた。
『うん。本当に無事でよかった…。清光は部隊長として頑張ってくれてありがとう。』
と言って頭を撫でると顔を真っ赤に染める。
『いやね、本当にすごいんだけどさ。』
水色、白、黒の見慣れない顔も見える。
『なんか、増えてね？？』
そう言うと黒い髪の毛の男の子が話す。
「俺、鯰尾藤四郎っていいます！好きなものは馬糞です！」
「俺は骨喰藤四郎。好きなものは…特にない。」
「私は一期一振と申します。好きなものは弟達ですな。」
まるで新学期の自己紹介のようだ。
『いやいやいやいや、そうじゃなくて鯰尾さんと骨喰さんはともかく貴方私に初っ端で喧嘩売りましたよね？？』
「はい、勿論今でも喧嘩を売ろうと考えております。私がこちらに来たのは弟達の為であって貴方の為ではないですからね。」
と言われ、互いに火の粉を散らす。
その様子を二人以外冷や冷やしながら見守った。
その中でテーブルを思いっきりたたき食卓から出ていき雑魚寝部屋に戻ったのは信濃だった。
「信濃…。」
一期一振はとても辛そうに眉を下げる。
(忘れてた…。こいつら兄弟喧嘩？真っ最中だった。)
切っ掛けはAに一期一振が刀を向けたことだった。
空気が一気に悪くなり気分も心無しか沈む。
『よし！お風呂入ってご飯にしましょう！』
何か嫌なことがあった時は風呂に入って美味しいものを食べて忘れるというのがAのポリシーだった。
笑顔のAにつられてみんな顔を上げ笑顔になる。
(やっぱり、笑顔が一番だよね！)
そう思いみんなをお風呂に入るよう促す。
(よし、今日はお好み焼きと焼きそばにしよう。)
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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです！清光君可愛いですね(*￣∇￣*) (2018年11月17日 19時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - 面白いって言われると励みになります！初作品なので不安ばっかでしたが皆さんにそう言って頂けてとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年12月12日 7時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いです！これから、続きが楽しみです！更新、頑張ってください！ (2017年12月11日 16時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
鶴じい - お・も・し・ろ・い！！ (2017年12月11日 14時) (レス) id: a5977de54d (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - ありがとございます！そう言っていただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2017年12月10日 18時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：犬将軍 | 作成日時：2017年12月8日 2時
