第46話 ページ46
信濃は自分の死と向き合いそこで命を奪う者から奪われる気持ちがわかり恐怖に変わる。
ヒューヒューと喉がなり目も瞳孔が開いている。
足は震えていて顔面蒼白とはまさにこの事だ。
そんな硬直状態の信濃の方を誰かが叩く。
信濃は首ごと固まっていて振り返ることが出来ない。
「あ、あぁ…。」
涙を流しながら辛うじて声をだす。
すると肩に置かれた手が離れ体を包み込むような感覚に襲われた。
「信濃っ!!!」
ついこの間聞いたばかりの懐かしい声だ。
「いち兄…???」
振り返ってみると、一期一振と鯰尾、骨喰がいたのだ。
「なん…で、ここに?」
涙を目にいっぱい貯めながら話す信濃に対し鯰尾は、
「弟が出陣しに行って時代設定間違えてるのに気づいていないしその中で危ない目に遭わせるほど薄情じゃないですよ!」
と言う。
「それに他にも来てくれましたぞ。」
後ろの方に歌仙と和泉守もいる。
信濃は安心したがスグに他のみんなの事を思い出し助けを求める。
「薬研たちが…!!」
信濃はこれまであった事を語る。
そうすると彼らのことかい?
と歌仙が指をさした。
あんだけ苦戦してたのに、奇跡と呼べるのに近いほど無傷で帰ってきた。
「みんなぁ…!!!!」
信濃が大泣きするとは思わなく結局ご機嫌が治るまで二日間かかった。
それだけ心配したのだ。
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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです!清光君可愛いですね(* ̄∇ ̄*) (2018年11月17日 19時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - 面白いって言われると励みになります!初作品なので不安ばっかでしたが皆さんにそう言って頂けてとても嬉しいです!ありがとうございます! (2017年12月12日 7時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いです!これから、続きが楽しみです!更新、頑張ってください! (2017年12月11日 16時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
鶴じい - お・も・し・ろ・い!! (2017年12月11日 14時) (レス) id: a5977de54d (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - ありがとございます!そう言っていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2017年12月10日 18時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:犬将軍 | 作成日時:2017年12月8日 2時